「高齢になったお母さんに、ヘルパーさんが来てくれるようになって安心!」と思っていたのに、久しぶりに実家へ帰ると犬はしばらく散歩に行けていなかった――。
そんなことはありませんか?
実は、訪問介護のヘルパーさんは“利用者本人の日常生活を支えるためのサービス”が中心となるため、犬のお散歩や猫のお世話などは介護保険の対象外となっているのです。
しかし、犬や猫は、毎日を一緒に過ごしてきた大切な家族。
現在介護サービスを利用しているご家庭はもちろん、これから利用を検討しているご家族にとっても、ペットのお世話は悩みのひとつになりやすい問題です。
「散歩に行けなくなったらどうしよう」
「もし入院した時、この子のお世話は誰がするんだろう」
そんな不安を感じながらも、どこへ相談したらいいかわからないという声も少なくありません。
そこで今回は、介護とペットとの暮らしの中で起こりやすい困りごとや、知っておきたい選択肢についてご紹介します。
目次
◆介護保険では、ペットのお世話は頼めない

介護保険では、食事や掃除、入浴介助など、日常生活を支えるさまざまなサービスを受けることができます。
ですが実は、犬や猫など“ペットのお世話”は対象外となっています。
まずは、介護保険で「できること」と「できないこと」の違いを見てみましょう。
ヘルパーさんが“できること・できないこと”
介護が始まると、自宅にヘルパーさんや訪問介護スタッフが来てくれるようになり、「これで安心」と感じることでしょう。
実際に、食事の準備や掃除、入浴の介助など、日常生活を支えるさまざまなサポートを受けることができます。
ですが、介護保険には「利用者本人の生活を支援する」というルールがあり、ヘルパーさんが対応できる内容は細かく決められています。
| 介護保険の対象 | 介護保険の対象外 |
|---|---|
| 利用者の食事の準備・介助 | ペットのごはん準備 |
| 入浴や着替えの介助 | ペットの散歩 |
| 掃除・洗濯などの日常生活の支援 | ペットのトイレ掃除 |
| 利用者の通院介助 | 動物病院への付き添い |
| 利用者が必要な買い物支援 | ペット用品の買い物 |
このように、“ペットのお世話”は、原則として介護保険のサービスでは対応できません。
「家に来てくれているのだから、ついでにお願いできるのでは?」と思われることもありますが、制度上できないことになっているのです。
それでも、大切な家族を手放したくないという想い
「自分の体が思うように動かなくなったら、この子は飼えないのかな…」
そんな不安を抱える方は少なくありません。
ですが、多くの飼い主さまにとって、犬や猫は“ただのペット”ではなく、毎日を一緒に過ごしてきた大切な家族です。
特に高齢になると、ペットの存在が心の支えになっていることも多く、
「この子がいるから頑張れる」
「一緒にいる時間が生きがいになっている」
という声もよく聞かれます。
だからこそ、「介護が始まった=すぐに手放さなければいけない」というわけではありません。
大切なのは、“一人だけで抱え込まないこと”。
最近では、介護では補いきれないペットのお世話をサポートする民間サービスなど、さまざまな選択肢も少しずつ増えてきています。
◆頼れる選択肢の民間サービス

介護保険では対応できないペットのお世話ですが、最近では、その部分をサポートする民間サービスも少しずつ増えてきました。
介護だけでは補えない“ペットのお世話”を支えるサービス
介護保険を利用することで、食事や掃除など、飼い主さまの日常生活を支えるサポートを受けることができます。
その一方で、介護保険では対応できない“ペットのお世話”をサポートしてくれる民間サービスもあります。
たとえば、
・犬のお散歩
・ごはんやお水の準備
・猫のトイレ掃除
・お留守番中の見守り
・通院時のサポート
など、ペットのお世話で「ちょっと困っていること」を手伝ってもらえるサービスです。
「介護サービスを使うほどではないけれど、一人では少し大変になってきた」
そんなタイミングで利用される方も少なくありません。
“全部お願いする”ではなく、必要な部分だけ頼るという考え方
民間サービスというと、「全面的に頼るもの」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
ですが実際には、
「週に数回だけ散歩をお願いしたい」
「入院中だけ猫のお世話を頼みたい」
「離れて暮らす親の様子と一緒に、ペットのことも見てほしい」
など、必要な部分だけ利用されるケースも多くあります。
家族だけで何とかしようと頑張りすぎると、介護する側の負担も大きくなってしまいます。
だからこそ、“少し頼れる先を持っておく”ことが、ペットとの暮らしを続ける安心につながるのかもしれません。
「ペットと暮らしのコンシェルジュ」という選択肢

佐久・軽井沢エリアでも、
「介護が始まっても、できるだけ今まで通りペットと暮らしたい」
という相談が増えています。
そんな中で利用されているのが、Vitaの「ペットと暮らしのコンシェルジュ」です。
単なるペットシッターではなく、“飼い主さんの暮らし全体”に寄り添うサポートを大切にしているサービスです。
たとえば、
・体調が不安な日の犬のお散歩
・猫のごはんやトイレのお世話
・通院や入院時のサポート
・離れて暮らすご家族への状況共有
・日常の見守りやちょっとした生活支援
など、一人ひとりの状況に合わせて相談できるのが特徴です。
「まだ介護サービスを使うほどではないけれど、少し不安がある」
「家族だけでは難しくなってきた」
「もしもの時のために、相談先を知っておきたい」
そんな段階から相談できるため、“困ってから探す”のではなく、“安心して暮らし続けるための備え”として、事前に相談される方も増えています。
犬や猫は、毎日の暮らしを支えてくれる大切な存在。
だからこそVitaでは、「介護が始まったから諦める」のではなく、“これからも一緒に暮らしていく方法”を一緒に考えることを大切にしています。
◆まとめ

介護は、ある日突然始まることがあります。
そしてそのとき、多くの方が初めて、
「ペットのお世話はどうしたらいいの?」
という問題に直面します。
介護保険には、利用者本人の生活を支えるための大切な制度がありますが、犬や猫のお世話は対象外です。
そのためペットのお世話の悩みは、家族だけで抱え込まなければならない場合もあります。
だからこそ、“困ってから探す”のではなく、早めに相談先や選択肢を知っておくことが大切です。
最近では、Vitaの「ペットと暮らしのコンシェルジュ」のように、介護とペットの暮らしを一緒に考えてくれる民間サービスも増えてきました。
「今すぐではないけれど、もしもの時が少し不安」
そんな段階でも、相談しておくことで気持ちが楽になることもあります。
大切な家族であるペットと、これからも安心して暮らしていくために。
一人で抱え込まず、頼れる選択肢を知っておくことが、これからの安心につながることでしょう。
介護やペットとの暮らしについて不安がある方は、Vitaの「ペットと暮らしのコンシェルジュ」へお気軽にご相談ください。